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【個人の裁量が大きく自由】大企業でのエンジニア経験があるからこそ感じる、Prazo独自のスピード感

SalesforceとTableauを中心とした受託開発を行う、株式会社Praztoで働くメンバーを紹介するインタビュー。今回は、コンサルタントの三宅一広さんが登場。前職は大企業のSalesforceエンジニアだった三宅さんが、なぜスタートアップのPraztoを選んだのか。様々な規模のプロジェクトでのPM経験がある三宅さんだからこそ感じる、Praztoの魅力を、ご自身のキャリアを振り返りながら語っていただきました。

三宅 一広(みやけ かずひろ)
株式会社Prazto Consultant
大学卒業後、飲食チェーンにて店舗運営業務に従事。Salesforceエンジニアにキャリアチェンジし、中小企業・ベンチャー企業のSalesforce導入支援を経験。その後、大手SlerにてSalesforceのプリセールス、導入支援業務に従事し、2021年7月Praztoに参画。

■システムへの理解を深めるべく、現在はPM兼開発も担当

―はじめに、三宅さんの現在の業務内容について教えてください。

三宅:Salesforceのコンサルタントとして、伴走型の導入支援を行っています。伴走型というのは、導入後もお客様と関わりながら、Salesforceの保守をしたりアップデートをしたり、お客様が長くより良く使えるようにサポートし続ける支援の方法です。また、Apex開発も行っています。

―Apex開発はPrazto入社時には未経験だったそうですが、ご自身で希望されたのでしょうか?

三宅:はい。面談で希望してすんなり受け入れてもらいました。というのも、前職でもPMとしてお客様のSalesforce導入支援には関わっていたのですが、あくまで標準的な開発は開発担当者に任せていました。すると自分自身が「わかっていない」ことがある状況でお客様と会話をすることも多く。でも、その状況ってお客様に対してあまり誠実ではないと感じていて。PMをするならば自分も開発まで理解したいと思い、開発メンバーとしても働きたいという話をしました。

■飲食店からスタートしたキャリア。システム化の必要性を実感し、ITの道へ

―では、三宅さんのこれまでのキャリアについても教えてください。

三宅:Praztoの前に3社で勤務経験があります。最初に飲食業を経験し、その後はSalesforceのエンジニアとしてキャリアを歩んでいます。
 
新卒で入社した大手飲食チェーンでは、店舗で約4年間勤務しており、主に店舗運営・管理をしていました。
 
その時に、マネジメントをする上でのコミュニケーション能力が身に着いたと思います。例えば、50代でベテランのパートさんに、配属された直後の当時20代前半の自分が何かを伝えようとしても、信頼関係が無い中では、なかなか受け入れてもらえない。
 
だからこそ、まずは信頼関係を構築した上で、ただ指示するだけではなく「こうしてほしいから」という目的をセットにして伝える。そういった「人に伝わるコミュニケーション術」は、かなり考えてましたし、今でも意識しています。

―その後、ガラリとキャリアを変えますが、なぜ転職したのでしょうか?

三宅:1社目の飲食店チェーンでは、通常、入社して10年間は店舗配属だったのですが、自分自身、入社3~4年目で「店舗運営について学び尽くした」感覚がありました。また、もしこの会社でキャリアを積んでも、外に出た時にあまり汎用性がない人材になってしまう気がしてしまい。もっと個人としてスキルを身に付けて生きていきたいと思ったのが、転職のきっかけでしたね。
 
そこでいきなりSalesforce のエンジニアになったのは、1社目の時に自分が目指していた「一緒に働くメンバーに楽しく・ラクに働いてほしい」という願いを叶えるためには、システムの力が必要だと感じていたから。
 
当時もオペレーションを簡素化するなどの改善はしていたのですが、まだまだ体力面や精神面を“ラク”にしてあげることはできなくて。というのも、飲食店なので、40・50代の方でも重たいものを運ばなければならないわけで。より気持ち良く働いてもらうには、システムの知識も必要だと思っていて、IT系の道に進みました。
 
とは言え、未経験だったので選択肢が少なく、採用してくれる企業に入社するかたちで2社目はSalesforceの導入支援やクラウド製品を販売する中小企業に。ここでは、Salesforceの営業さんから紹介いただいた企業のプリセールと導入支援を行っていました。現在の業務とほぼ同じですね。

―Salesforceコンサルタントとしての第一歩を踏み出した当時、苦労はありましたか?

三宅:やはり入社したての頃は、未経験故に知識も不足しており、お客様からの質問に上手く答えられず、持ち帰って確認することが多く、お客様をお待たせしてしまうことも多かったですね。また、BtoB業務も初めてだったので、お客様とのコミュニケーションの取り方も、慣れるまではぎこちなかったかもしれないです。
 
でも、お客様の要望に対して最初は「出来ない」と思っていたことも、自分で調べるうちに出来るようになり、それをSalesforceに反映して、お客様に喜んでいただけると、やっぱり嬉しくて。この仕事にやりがいを感じましたね。

―その後、3社目に転職された理由は?

三宅:Salesforceのエンジニアとしての実績を重ねていくうちに、大きな規模のお客様へのご支援も経験したいと思うようになったからです。2社目は会社が小規模な分、お客様も中小企業だったので。
 
そこで3社目は、大手商社のシステム部門に転職しました。お客様側と製品側のそれぞれに担当営業とSEがいる組織で、僕はSalesforceのSEとしてプリセールスを担当。プロジェクトの規模によって、僕がPMを担うこともあれば、大規模なプロジェクトだとお客様側の営業と一緒に提案書や見積り作成をすることも。また、社内で使用していたSalesforceの保守や導入支援も行っていましたね。

―扱うプロジェクトの規模が変わり、実際いかがでしたか?

三宅:一つのプロジェクトに関わる人数が多いので、プリセールスの段階で進捗が遅くなってしまったり、人数分のコストが見積りにも反映されてしまったり、モヤモヤすることはありましたね。そもそも案件獲得まで1~2ヵ月かかることが普通でしたし、10人のプロジェクトの中にSalesforceのSEは私ともう一人くらいで、無駄が多く発生しているのではないかと。Praztoが目指す「少数精鋭で低コストを実現」とは逆の状況でした。

■フルリモート&伴走型支援に惹かれ、Praztoへ

―では、Praztoに転職した理由について教えてください。

三宅:理由は2つあって、1つ目はフルリモートワークに魅力を感じたから。前職でもリモートワークをしていたのですが、徐々にコロナが落ち着いてきたタイミングでいよいよ出社しなければいけない状況で。しかし、子どもの保育園送迎を僕が担当していたこともあり、時間的にも体力的にも出社が厳しいと感じていて、リモートワークで働ける会社を探しました。
 
2つ目は、当時担当していたお客様のトレーニングに訪問した際に、「伴走支援」をメインに働きたいと感じたためです。そのお客様は10年間ほどSalesforceを使用されていたのですが、ほとんど活用できていない状況でした。そこで「Salesforceってこういうこともできますよ」と色々と提案すると、目を輝かせて前のめりで質問をしてくれるお客様だったのです。そういったお客様からの反応を見て、導入したら終わるのではなくて、長期間関わりながらお客様のSalesforceをどんどん良くしていきたいと思いました。
 
リモートワークで働けて、Salesforce導入後もお客様にかかわる伴走型の支援ができる企業ということで、Praztoに巡り合いました。

■スピード感を持って、お客様とは長く付き合う。Praztoの仕事の魅力

ーPraztoでの仕事で、印象に残ったプロジェクトはありますか?

三宅:入社後すぐから2年間ほど某有名HR Techクラウドを展開されてる企業様の伴走支援に携わっています。何か印象的なエピソードがあるというよりは、一つのお客様に対してこんなに長く対応したことがないので、とてもありがたいといつも思っております。また、ここまで継続できているということは、お客様にも満足いただけているのかなとも感じます。

―希望されていた、フルリモートでの働き方はいかがですか?

三宅:やはり通勤時間がない分、子どもと過ごす時間や勉強時間に充てられるのはとても良いですね。ただ、お客様でもPraztoのメンバーでも、一度も面と向かって会ったことがない方もいるので、信頼関係構築に気を遣う部分はありますね。例えば、自分の発言が違う意図で受け取られていないかなど、その場に一緒にいない分、より丁寧な説明を心がけています。

―3社目の大企業からスタートアップ企業に転職して、プロジェクトの進め方などに変化はありましたか?

三宅:ある程度のことは自分に裁量があるので、自分で判断して仕事を進められることはストレスがないですね。僕自身、わりとせっかちな性格でもあるので、合っているなと(笑)。前職ではすべてにおいて上長への確認が必要だったので、それに比べるとプロジェクトのスピード感がアップしたと感じます。

■Praztoに向いているのは「自分で動ける人」

―では、Praztoにはどんな方が向いていると思いますか?

三宅:Salesforceには様々な製品があるので、Praztoも幅広い案件をご依頼いただきます。プロジェクトごとに毎回違うものを作って納品することになるので、好奇心が強くいろんなことに挑戦したい方はとても向いていると思います。
 
とは言え、実は僕は未知の製品を扱う時はワクワクよりも不安の方を感じるタイプ(笑)。でも、その不安を少しでも減らすために一生懸命調べたり、学んだり、新しいことにも前向きに取り組んでいます。不安に怯えて考えることを辞めてしまうのではなく、自分で動ける人がPraztoらしい人なのではないでしょうか。

―三宅さんご自身はどんな方と働きたいですか?

三宅:自分本意ではなく、お客様や一緒に働くメンバーという相手の立場に立って仕事を進めてくれる方ですかね。そして覚悟を持って明るく仕事に取り組んでくれる方。「なんとしてでも納品する」「お客様に良いシステムを作る」という前向きな意識がある方と一緒に働きたいと思います。

―最後に、三宅さんの今後の目標も教えてください!

三宅:やはり開発まわりの経験をもっと積むこと。そして、開発者としてもしっかりと独り立ちしたいのが直近の目標です。

最後に・・・
Praztoでは、“エンジニアリングの力でどんな可能性も諦めない社会“を一緒に創りたいと思っていただける以下のポジションを募集中です。
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(構成・菱山恵巳子)


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