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【Salesforceの教育で学生の世界を広げたい】教育事業担当に聞く、入社1年での成長とやりがい

Salesforceの導入開発・教育事業を行う、株式会社Praztoで働くメンバーを紹介するインタビュー。今回は、コンサルタントの大竹萌絵さんが登場。2022年9月にSalesforce未経験でPraztoに入社した大竹さん。現在は、新規事業である教育事業にも携わっています。この1年間での成長や、教育事業への想いについてお聞きしました。

大竹 萌絵(おおたけ もえ)
株式会社Prazto Consultant
大学卒業後、美容クリニックで受付カウンセラー職としてカウンセリング業務に従事。BtoBの経験を積むためサービスオフィス総合受付/秘書に転職し、入居企業様のサポートに従事。2022年9月、SalesforceコンサルタントとしてPraztoに入社。

■教育支援に興味があり、Praztoに入社

―Prazto入社前のご経歴について教えてください。

大竹:新卒では、美容外科の受付・カウンセラーとして働き、その後サービスオフィスの総合受付で5年間働いていました。

元々、学生時代のアルバイトで接客業に楽しさを感じ、より人と関われる仕事に就きたいと考え、様々な患者さんを対応する美容外科のカウンセラーに就職しました。

約1年間ほど働いたのですが、今後のキャリアを考えた時に、さらに事務スキルを磨く必要があると感じ、知人の紹介で外資系のサービスオフィスの受付に転職。学生時代から海外旅行が好きで学んでいた英語が活かせる点と、BtoBの対応が経験できるという点も魅力でしたね。

受付をしながら、オフィスのマネージャー業や、入居されている企業様の秘書や電話対応なども行い、最終的には新人教育やオフィスの新規支店の立ち上げにも携わり、スキルを磨きながら楽しく働いていました。

オンラインでのインタビューの様子

―では、Prazto入社のきっかけについて教えてください。

大竹:コロナ禍でコスト削減のために海外企業様がオフィスから撤退されることも多く、サービスオフィス業界自体が打撃を受けてしまいました。実際に給料面にも響くようになってしまったことが転職活動を始めたきっかけです。

マネージャー業務や教育業務は好きだったのですが、コロナが長引くにつれて、社会情勢で揺らぎにくい業界に移って経験を積んだ方が良いと考えるようになり、IT業界を選びました。

そして、前職の営業担当がSalesforceを使っていたこともあり、ツールとしても興味があったことと、ノーコードで開発ができることも魅力的で、ぜひコンサルタントに挑戦したいと思ったのです。

特にPraztoは未経験者にも間口が広く、エンジニア・コンサルタントを中心にした会社づくりをしています。社員にはどんどん新しい挑戦させてくれますし、お客様に高いコストパフォーマンスで高い価値を提供するというプロフェッショナルな考えにも共感しました。

さらに、Praztoの「教育支援を通じて社会福祉に貢献したい」という理念も自分の考えとマッチし、入社を決めました。

働く上で、“何をするか”も大事ですが、“誰についていくか”もとても大事だと、マネジメントをする中で感じていました。なので、代表・芳賀の理念に共感できるのであれば、未経験で多少大変なことがあっても、ついて行こうと思えましたね。

■Praztoは、社員同士の成長をサポートし合える環境

―現在の仕事内容について、教えてください。

大竹:主に案件やプリセールスのサポートとして、議事録を取ったり日程調整の連絡をしたり、人員調整の取りまとめを行ったりしています。

また、今年8月より一般財団法人あしなが育英会さんと取り組んでいる教育事業では、教育事業の立ち上げを代表の芳賀と一緒に行いつつ、教育カリキュラム、コンテンツ作りをチームで推進し、実際に学生さんへの指導も行っています。

―入社して1年間が過ぎましたが、どのような成長を感じていますか?

大竹:入社当初には”Salesforceとは何なのか”という基本的な研修を社内でしていただき、自分自身でも学びながら、最新情報をキャッチアップするところから始めました。そして、先輩社員がPMをしているプロジェクトに一緒に入り、設定作業等をすることでSalesforceに慣れていきました。

その後、TableauのプロジェクトではPMの役割をすることも。やはり案件に対して責任を持つPMという立場は大変な側面もありましたが、先輩社員と一緒にチームで力を合わせて一つのゴールに向かっていくことは好きなので、楽しみながら案件を進めることができました。

代表が未経験の私でも信じて任せてくれたので、色々なことを吸収することができた1年間だったと感じます。どの案件にも新しい学びがあるので、ずっと学び続けられるのもSalesforceの面白いところですね。

―Praztoでは、案件でわからないことなどがあった時も社内で助け合える風潮なのでしょうか?

大竹:そうですね。業務の中で自分で調べてもわからない細かい困り事などはslackで聞くと、答えられる人がすぐに答える風土はありますね。また、案件で新しいツールの知識が必要となると、講師を決めて社内で勉強会を開催することもあります。

正社員の方はもちろん、業務委託の方にもプロフェッショナルが集まっているので、そういった方々から学ぶことも多いです。代表に「エンジニアを大切にする」という気持ちがあるからこそ、お互いの成長をサポートし合える風土があるのかなと感じます。 

■Salesforceは日々学びがあり、刺激をもらえるツール

―では、1年間Salesforceを学習して辛かったことと嬉しかったことを教えてください。

大竹: Salesforceは多機能なので、最新情報に追いつくことが大変だという感覚はありました。1年間に3回アップグレードがあるので、日々キャッチアップが必要であることはもちろん、私自身にエンジニアとしての考え方の地盤がなく、発生した問題に対して“イチからわからない”ということもあって。そういった時は、周りの社員の方々に助けてもらいながら一緒に壁を乗り越えています。

ただ、それが辛いかというと決してそうでもなく、日々学びながら、時に少しもがきながら働くというのは、良い刺激になりますし、向いているなと感じます。意外と体育会系な性格なのかもしれないですね(笑)。

嬉しかったことは、案件でお客様のSalesforceに新規項目を作ったり、設定したりしたことが、実際に画面に反映された時に「貢献できたな」という小さな喜びを日々感じます。そして、お客様から感謝の言葉をいただくことで、達成感も得られますね。

例えば、一つの案件に対してエンジニアが何十人といて、設定だけを任せられる立場だとしたら、お客様と実際に関わることもなく、「自分の仕事は本当にお客様のためになっているのか」と少し不安になってしまうこともあるかと思います。一貫してプロジェクトに携われることで、お客様からの声も直接いただけるのも、Praztoのコンサルタントの魅力だと感じます。

■フルリモートを活かし、沖縄に移住!

―現在、大竹さんはフルリモートを活かして地方在住とも聞きました。

大竹:一か月ほど前から沖縄に移住しています(笑)。せっかくPraztoに入社したのだから地方で働きたいと考え、昨年11月から春先までは北海道で最高の雪と美味しい食事を堪能し、その後、一度実家に戻り、沖縄に来ました。安直ですが、キレイな海でダイビングやサーフィンがしたいと思ったことがきっかけです。現地の知り合いもいなく移住しましたが、サーフィンスクールで知り合いが増えたり、海外旅行で知り合ったポーランド人の友人が泊まりに来たりして、地方移住を満喫しながら働いています。

昨年冬は北海道に移住
現在はなんと北海道とは真逆の沖縄に移住!


―Prazto入社前から移住生活はされていたのでしょうか?

大竹:元々海外旅行は好きですが、これまでは実家にいました。前職では休みが取れても長くて1週間で、海外に行くのには足りないなと感じていたので、Praztoのフルリモートなら海外や地方に行くことも可能だ! と気付いて、現在の生活スタイルになっています。

―忙しさとプライベートのバランスはとれていますか?

大竹:もちろん、案件が佳境に入る時は忙しくなりましたが、代表も労働時間の最適化には力を入れており、社員からの要望や提案で柔軟に方針や仕組みを変えてくれます。現在は、業務委託の方の力を借りながら案件をスムーズに進行させつつ全社員の残業時間を減らすことにも成功しています。だからこそ、仕事とプライベートのバランスは取れています。

―ちなみに「接客が好き」ということでしたが、フルリモートでの働き方に抵抗はありませんでしたか?

大竹:リモートだからこそ場所も関係なく多くの人と仕事ができて、人との関わりが広がっていると実感しています。直接は会えなくても、リモートはリモートの面白さがあると思います。

■Praztoのインターンシップが、生き方のヒントになれば

―改めて現在行っている教育事業について教えて下さい。
大竹:
現在は、受託事業で得る収益の一部を使用して、寄付およびIT無償教育事業と学生さんとのインターンシップを通じた学びの場の構築により力を入れています。2024年からは法人企業様に有償での集合型研修も行うことを考えており、その事業収益や事業で構築した体制をもとに、より強化した体制でIT教育を実施する予定になっています。

2024年からは法人向け事業も開始し、より強化した体制でIT教育を実施する予定


―この教育事業にはどのような思いで取り組んでいますか?

大竹:前職で教育の大切さが身に染みていたこともあり、入社時から教育事業に携わりたいと考えていました。入社から1年経って携われるのは嬉しいです。特に、可能性が沢山あって柔軟な学生さんに教えられるのは光栄であり、同時に”仕事”に対する印象を与えることでもあるのでプレッシャーもあります。

伝えることが難しいと感じることもありますが、どういうアプローチだったら上手く伝わるかを考えることは楽しいですね。いかにわかりやすく教えられるかを今は試行錯誤しています。

PraztoでのインターンシップやSalesforceというツールを通じて、社会の面白さや大変さも感じ、生き方のヒントにも繋がればいいなと思っています。

―実際、学生さんにはどういったことを教えているのでしょうか?

大竹:まずはSalesforceの基礎、面白さを座学で教えています。ノーコードで構築できる点は可能性を感じていただくきっかけにもなると感じています。そして、ゆくゆくは会社の実務も手伝っていただきながらコンサルタントのスキルを身に付けるカリキュラムになっています。

学生さん達に実際に教えている様子

■スタートアップならではの一体感もPraztoの魅力

―仕事のモチベーションについて教えてください。

大竹:教育事業を始めとした新規事業に携われたり、挑戦できたりする環境は、モチベーションに繋がっています。

性格的にずっと同じことの繰り返しをしていることが苦痛なので……。日々学びながら新しいことを覚えたり身に付けたりすることに喜びを感じるタイプです。

―では、大竹さんが思う、ご自身の強みは?

大竹:たくましいことですかね(笑)。何事にも面白いと感じて取り組む気持ちがありますし、多少のことではへこたれません。

私個人の見解ですが、Praztoにはガッツがあってたくましい人が多いと感じます。Salesforceというツール自体も日々変化するので、変化を好む方との親和性が高いのかもしれません。

―社員から見てPraztoの魅力はどんなところにありますか?

大竹:大企業では味わえない一体感です。全社員一丸となってPraztoをどんどん良い会社にしていこうという雰囲気があります。代表が常に現場を意識していて、毎週全社員に経営方針や収支の報告を共有してくれるので、より経営に携われている実感があります。

皆で同じ方向を向いているからこそ、忙しくても困った時には助け合える社風なのかなと感じます。

―最後に、大竹さんの今後の目標を教えてください!

大竹:大きな目標としては、学生や困難な状況にいる方々の世界を広げることに教育事業を通じて貢献していきたいです。

そして私も教える立場として、Salesforceやその他ツールの理解をさらに深め、より多くの学びを多くの人に伝えられるようになっていきたいなと思います。

■株式会社Praztoについて
Praztoは、Salesforceを中心としたSaaS導入における企業課題の解決を力強く支援する「SaaS導入コンサルティング事業」を中心に展開しています。
あらゆる分野のSaaSが市場に普及するなか、適材適所なSaaSをどのように配置・構成するか、どのようにカスタマイズするかが、お客様のビジネスを加速させるためにとても重要になってきています。
我々Praztoは、お客様のビジネスパートナーとして一緒に課題発見をして、それを解決するコンサルティングチームです。

■会社概要

社名:株式会社Prazto
本社:東京都渋谷区渋谷2-24-12 渋谷スクランブルスクエア39階
代表者:代表取締役 芳賀 怜史
設立:2019 年
コーポレートサイト:https://www.prazto.com/
採用サイト:https://recruit.prazto.com/

(取材・文/菱山恵巳子)